無料CMSのWixをAWSのCloudFrontで補完する

Posted by joeartsea on 2013-05-03

無料CMS「Wix」って何だかアフィ臭の強い香ばしい懐かしい感じがしますが流石に最近の消費者相手ですと単なる騙しではなくモノも良くなってるようです。チラっと触ってみた感じだと素人がWordPress立てて色々頑張るよりはWixで良いんじゃね?と感じるほどCMSとしての出来は良いと思います。まあパッと見は動的コンテンツをガンガン増やすと言うよりは静的ページをガンガン追加してコーポレートサイトみたいなのをサッと作っちゃうのが向いてると思います。

ただ、AppStore的なモノもあってCMSエディタ上で公開されているWixApp?を選択、配置して簡単に機能追加できます。facebook共有ボタンみたいな簡単なものからショッピングカート的なものまであります。なんだかXOOPSとかMODX臭も漂ってますが今後もし商売につながりそうなプラットフォームとして流行れば頑張っちゃおうかなーって程度でマークしておきます。こういうのってベンダーが体系的に管理してくれるかどうかが成功の分かれ道ですので。

サービス運営会社はイスラエルの会社が2006年頃から始めているサービスで日本は昨年の暮れくらいから進出してるようです。案の定、英語の動画見せて「ホラ簡単でしょ?」みたいな中途半端感が否めない現状ではあります。あと無料の制限がよくわからない。料金表らしきところにストレージと帯域の制限の記載だけありました。じゃあページ作成は無制限?まあ、この辺は使ってるうちに判明するでしょう。ただAWSのCloudFrontと組み合わせて使うと以下の恩恵がありそうなんで試してみました。

  • 独自ドメイン設定可能(Wixの有料プランでも可能ですが…)
  • 低レイテンシ化(Wix内部は隠蔽されていじれなそうなんで)
  • Wixのプランに関係なく急なアクセスの負荷分散可能
  • Wixの帯域制限回避(静的サイトをキャッシュで返すなら…)

それじゃ、まず今回は独自ドメインの設定だけ。まずWixの使い方ですが簡単で無料なので自分で登録して試してください。こちらのような香ばしいサイトもあるので参考にしてください。CloudFrontも基本的なところはこちらのスライドを見てください。実際はこちらのようなウィザードでの設定だけです。簡単です。

Wixに登録して適当にテンプレート選択して一つサイトを公開します。すると「http://yourname.wix.com/sitename」というようなURLで公開されます。CloudFrontで解決する点は「sitename」の部分を指定しなくても任意の独自ドメインでアクセスすれば「http://yourname.wix.com/sitename」のページが表示されるようにすることです。実際こちらにて設定完了状態が見れますのでご覧いただくのが最も早いと思います。

CloudFrontの設定はウィザード画像のある上記サイトを参考に(はい、私は怠け者です)「Create distribution」ボタンからウィザードを始めて以下の点を入力するだけでOKです(あ、えっと実際はDNSでCNAMEの設定も勿論必要です。この辺は別途調べてください。はい、私は怠け者です)

  1. Step 1: の「Select a delivery method」は「Download」を選択
  2. Step 2: の「Create distribution」は以下の通り入力(特に触れない項目はそのまま)

これで保存して「Distribution Status」が「Deployed」になるまで少し待ちます(結構、時間かかります)その間にCloudFrontから割り振られたドメインを「Domain Name」欄にて確認します。こいつを自身の独自ドメインのDNS設定でCNAMEとして登録するわけです。この辺の設定方法はレジストラ(ドメイン管理会社)によって違うので調べるなりレジストラに訊くなりしてください。DNSの設定が終わって浸透すれば独自ドメインにアクセスするとWixで公開したサイトが表示されるようになります。

ダラダラ書きましたがWixの有料版にアップグレードすれば出来ることなんで面倒だから月400円くらい払うよって人はそっちの方が良いと思います。そちらの方が真っ当なやり方だと思います(笑)ただ、もしWixの無料版を使ってサイトを10個も20個も量産してPVの稼げたサイトだけアップグレードしていきたいとか考えている人がいたら是非CloudFrontでの補完をお勧めします。CloudFrontは従量課金ですから上記のような作戦にピッタリです!