Windows Server のターミナルサーバの構築

Posted by joeartsea on 2009-03-07

前回の通りターミナルサーバ(ターミナルサービス)を使えばサーバ上での画面・マウス・キーボード操作のデータだけをクライアントに送受信する環境が構築可能です。ERPパッケージがだいたいWindows Server, SQL Server, Terminal Server構成なのは、通信障害によるデータ不整合等が生じる可能性をできる限り排除するためです。

アプリケーション・データベース側ではトランザクションなどを利用してデータの整合性を確保していると思われますが、通信環境というのはユーザーによって千差万別なのでそこまで含んだ保障はしがたいというのが現実的なところでしょう。最近はVPNで拠点間をつないで基幹システムを動かすなんてザラにあるので推奨環境としてターミナルサーバを条件としているのです。

ターミナルサーバ(ターミナルサービス)の構築方法。

  • 「管理ツール」→「サーバの役割管理」でターミナルサーバを追加(要インストールメディア&再起動)
  • 「プログラムの追加と削除」の「Windowsコンポーネントの追加と削除」で「ターミナルサーバライセンス」を追加
  • 「管理ツール」→「ターミナルサーバライセンス」でライセンスサーバのアクティブ化
  • コマンドプロンプトで「chgusr /install」
  • 「ユーザセッションでアプリケーションのインストール準備が整いました。」と表示される
  • 通常通りアプリケーションをインストールする
  • コマンドプロンプトで「chgusr /execute」
  • 「ユーザセッションでアプリケーションを実行する準備が整いました。」と表示される
  • 接続するドメインユーザをサーバのローカルユーザグループ「Remote Desktop Users」に追加する
  • クライアントからリモートデスクトップで接続する

※その他、各種ポリシー設定をする場合は便利なグループ ポリシー管理コンソール (GPMC) Service Pack をインストールする。各種ポリシー設定はターミナル サービス展開ガイドが参考になります。