雇用の危機

子供の頃の夢を覚えてますか？

大多数の子供は親の庇護のもと生活を保障されています。そうでない子供はマズローの最下層で必死に生きています。下層（生理的・安全）の欲求が満たされている子供は承認欲求を満たすために切磋琢磨して育っています。そして、その先の自己実現のために夢を見るはずです。

「雇用」という庇護

承認欲求を満たせなかった子供たち自己実現を夢見つつも親の庇護期間が残り少ない子供たち庇護期間の時間切れと共にマズローを1階層落とされます。だから大多数は「働いてお金を稼ぐ」という教育を受けて保護者の庇護を離れて「雇用」という庇護下に入ります。

汎用性と再現性

お金を稼がず狩猟採集や農耕による自給自足で生活することは現代でも可能です。しかし、それでは狩猟採集や農耕したものしか食べることができません。一方、働いてお金を稼げば新入社員の1ヶ月目から好きな物が食べられます。つまり、お金は汎用性が高く、どんな人でも人並みの生活が再現可能です。だから「雇用」という庇護が成り立ち、大多数の人に薦められています。

働かなくて良い社会